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~第一章~
どれぐらい経っただろうか・・・
もう3時間は経っただろうか・・・

オレは8畳半の部屋の隅で足を崩して座っている。
この部屋にはオレのほかに3人の男が騒いでいる。

「だーかーらー言ってんだろ?人間界ではオレは指名手配までなったんだって」

「えーホントッスか~」
「なんか嘘くさいッスよ~見たこと無いし」

「お前らはテレビ見てんのかよ、ニュースニュース」

かなり太めの男とその正反対の痩せ型の男が二人いるようだ。
あの痩せ型はおそらく双子だろう。

まぁ特にはどうでもいい。オレは早く下界に戻りたい。。。
そう思っていたら、つい口が出てしまった。

アホくせ・・・捕まってんだから指名手配も糞もねぇだろ・・・」



「あ?・・・そこの新入りメガネ。もう一回大きな声で言ってもらおうか・・・」
耳は、かなり良いようだ。

「お前に言ってんだよ。新・入・り」
男がオレの前まで歩いてきやがった・・・
ここから見るとかなりデカい。

「・・・・・・・・・・・・」
「舐めてんのか?・・・・・」

男が片手でオレの襟首を掴み、かなり高くまで上げてきた・・・

「たしかこの魔界のルールは殺しは自由だったよな・・・」
男が舌なめずりをしながら言う。

「殺ッスー」
「殺ッス~」
さすが双子ハモりながら言う。

「オレは懲役130年だ、魔界に来たばっかりで悪いが此処で死んでもらうぜ」
太めの男のもう片方の手がみるみる巨大化していく・・・

「コレがオレの力 膨大腕(ビッグアーム)だ。コレで潰れやがれッ!」


「・・・下級罪人が・・・・・・」



パンッ



「・・な・・・・・・・に・・・・」
オレはそのデカい手を左手で受け止めた。

「破裂(バン)」
その瞬間そのデカい手は風船が割れるように、パンッと音を立てて割れた。

「・・・え?・・・・%&UGAAAAAA$#$%&’%&」
男が叫び声を上げて畳に倒れて悶えている。

「なにがあったッスか?」
「なにがあったッスよ?」

「コレが力か。スゲェ」

「ぅぅううぅぅぅぅうううぅぅぅうううううう」
腕が無くなり、もう闘志は残って無さそうだ・・・
ならば・・・


オレは太った男に馬乗りし左手で男の顔を覆った・・・

「・・・な・・・二・・・す・・る」
「破裂(バン)」

男の頭が破裂し、そこから脳みそやら目ががビチャビチャと音を立て、
いきおいよく飛び出した。

「ヤバイッスよ」
「ヤバイッスな」

「「逃げるッス」」
急いでドア前に行くがオレがそれを止める

「まぁ・・・待てよ・・・双子」

「「ヒィッ」」
まぁ怯えるわなぁ

「質問に答えろ」

「「・・・・ハぃッスぅ・・・・」」

「白髪の頭に、右目がオレンジ色の瞳の男を知らないか?」


「「それって・・・懲役1300年の・・・」」
「ジャック・ザ・リッパーだ。あの伝説のな・・・」

「「しししし知らないッス。勘弁してほしいッ・・・」」
オレは両手で双子のそれぞれの顔を覆った。

「わかった言う、言うから・・・だから」
「兄貴そしたらオレらは組織に・・・」

「破裂(バン)]
弟だろうな・・・あの男と同じ様に異物が飛び出た。


「ヒィィィィ あ・・・アンタはなんでアイツを追ぅスか?懲役だって・・・」

「・・・・・答えろ」

「・・・・ぅぅぅ、居場所は知らないが。魔王を探してるとか・・・」
魔王?やはり実在するのか?
「魔王は何処だ?」

「ま・・・・まおう・・は・・・城にいる。」
あの暗雲に覆われたアレか・・・

「なるほどな・・・とりあえず城に向かえば奴に会えるわけだ」
「な・・・なぁもぉいいだろ?・・・開放してくれよ・・・オレは懲役48年であと数年いればまた下界に帰れるんだよ。頼むから・・・お願いだから・・・・・・・おねがい・・・」
「破裂(バン)」

あの二人同様ビチャビチャと嫌な音をあげながら異物を飛ばす。

「・・・・・・行くか・・・」
オレは外に向かい、歩きだす。





「待ってろよ。ジャック・ザ・リッパー。決着は必ずつけてやるッッッ!」
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2010-01-11 Mon 20:37
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